リビングの掃除術
リビングは、家族が集まる場所でもあり汚れやすい場所でもあります。常に掃除を心がけ気持ちよく過ごしたいものですね。
リビングの掃除の知恵
●戸の滑りをよくする方法
戸の下側と敷居部分の汚れやゴミをあらかじめ拭き取ってください。
【方法1】 敷居(レール部分)と戸の下側にロウを塗る。
【方法2】 敷居(レール部分)にホームセンターなどで売っている
「木部用シリコンスプレー」を使う。約200円。
【方法3】「家具すべ〜る」「敷居すべり」などのテープを敷居に貼る。
【方法4】 スプレー(制汗スプレー)を敷居(レール部分)に吹きかける。
■窓ガラスの掃除
新聞紙を適当な大きさ(1/4くらい)に切って、くしゃくしゃにしてバケツの水をサッとつけて窓ガラスを拭きます。ちぎれたりしたら新しい新聞紙にとりかえて窓ガラスを拭いていきます。最後に乾いた新聞紙で仕上げぶきをすれば完了。
印刷の油が汚れを落としてツヤを出します。
■ブラインドの汚れ
軍手が活躍します。古い軍手でもOK。
まず手が汚れないように左右ゴム手袋をして、その上から右手には洗剤を薄めた液で絞った軍手をはめます。左手には乾いた軍手をはめて、洗剤液の付いた軍手で汚れを落として、乾いた軍手でふき取りです。簡単ですよ。
■リモコンの汚れ
リモコンは、本体同様に水厳禁!
やわらかい乾いた布や化学ぞうきんで汚れを拭き取ります。隅は綿棒に消毒用のエタノールを少しつけて拭き取りましょう。キレイに汚れが落ちますよ。
■テレビの掃除
(注意)テレビのコンセントを抜いてから始めてください。
シンナーなどの溶剤や水は使用しないでください。
【方法1】
・柔軟剤の溶液にぞうきんを数分間浸してきつく絞ってから拭きます。
【方法2】
・テレビの画面のホコリをキレイに取る掃除方法には、「ストッキング」を使います。ストッキングとテレビの画面のの静電気で、ホコリがキレイに取れます。
【方法3】
・電源を切ってから柔らかい乾いた布でふきます。
表面は傷つきやすいので、硬いものでこすったりたたいたりしないでください。
■照明などのスイッチの汚れ
スイッチの汚れの大半は、手垢が原因です。
布やタオルに石鹸水をつけて固く絞り拭きましょう。まわりの壁紙についた手垢も一緒に拭いてしまいましょう。
汚れを落としたら水拭きしてから拭きも忘れずにしてください。
■割れたガラスのかたずけ
ガラスや陶器が割れてしまったら、掃除機とストッキングを用意。掃除機のヘッドを外してストッキングを2重にしたものを差し込み、輪ゴムで留めます。そうしたら床をなぞるように掃除機をかけます。吸い終わってもスイッチは切らないで、割れた物を入れる袋の中にストッキングの2重にした掃除機のヘッドを入れたらスイッチを切ります。こうすれば破片は袋の中に落ちます。最後に割れたガラスや陶器の辺りを濡れティシュで拭きとれば完璧です。
■家具に付いた油性の汚れ
(脱色の心配もあるので、目立たない箇所に少量付けて様子を見てからにしてください)
脱脂綿やガーゼなどの柔らかい布にシンナー、なければ除光液などの有機溶剤をしみ込ませ、汚れ部分の上から拭きとります。
■窓ガラスに付いた油性の汚れ
(脱色の心配もあるので、目立たない箇所に少量付けて様子を見てからにしてください)
脱脂綿やガーゼなどの柔らかい布にシンナー、なければ除光液などの有機溶剤をしみ込ませ、汚れ部分の上から拭きとります。凹凸感のあるガラスの場合、歯ブラシなどを使うと汚れの落ちが違います。
■こぼした灯油の掃除
灯油をこぼした場合は、小麦粉を振りかけて十分に吸い取らせて、ほうきで掃いて、軽く水ぶきすればにおいも残らないです。
もし臭いがするようなら茶がらをしぼってまいてにおいを吸い取らせてください。
手に臭いがついた場合も、茶がらを手で揉みほぐせば、臭いはとれます。
また、みかんの皮も茶がらと同様な効果があります。
■ソファの汚れ
ソファの溝の中のゴミを吸いだします。掃除機の隙間ノズルを使って隙間の中をきれいにします。 布ならお湯で固く絞った雑巾で表面をたたくように汚れを掃き出します。
合皮なら薄めた洗剤液で普通に絞った雑巾で汚れを拭き取ります。
皮は、お湯で固く絞った雑巾で表面の汚れを取ってから、皮用のクリームを塗っておきます。
■曇りガラスの汚れ
(注意)ガラスを拭くときは、なるべく中性洗剤を使ってください。
アルカリ性洗剤を使うとガラスの成分と化学反応をおこして「ヤケ」が出来ることがあります。
曇りガラスの凹凸部分は、フライパン用の粗めのスチールタワシに中性洗剤(ママレモンなど)をバケツ(5リッター位)に2〜3滴入れて薄めたもので拭いてください。そしてその後、乾拭きをしてください。
■洗面所の蛇口やシンク周り
水垢やヌメリを取る方法
【方法1】古ストッキングを丸めて少し水をつけて擦る。
【方法2】軍手や靴下や毛糸の手袋などを手にはめて、少し水で濡らしてから、汚れた部分を擦る。
■鏡の掃除
1.ジャガイモの皮
ジャガイモの皮を使って鏡を拭く。拭いたら、から拭きすると汚れが落ちる。
これは、ジャガイモに含まれるサポニンと呼ばれる成分が汚れを包み込んで落とす働きがあるためである。
(サポニンは石鹸などと同じように界面活性作用を持っている)
2.化粧水
化粧水を使用して鏡を拭く。
化粧水をガーゼもしくはコットンにしみ込ませてそれで鏡を拭き、布でから拭きして仕上げる。
■カーテンレールの掃除
汚れを溜めがちなカーテンレールのお掃除に重宝するのが軍手雑巾。ゴム手袋の上に軍手や古手袋をはめ、住居用洗剤を染み込ませて拭き掃除をすると、指が自由に動くので細かいところの汚れも簡単にぬぐい取ることができます。指が入らないレールの溝は、割り箸に布切れをひと巻きし、水で湿らせたものを差し込んで、2〜3回往復させればOK。意外と汚れるカーテンフックは、お手製のストキング袋でまとめ洗いを。つま先を15cmほど切ったストッキングに、金具を入れて口を結び、住居用洗剤を溶かしたぬ るま湯でもみ洗いをします。仕上げに水ですすぎ洗いをしたら、洗濯ばさみで袋ごとつるし、乾燥させます。
■サッシの掃除
(割りばしの先に布を巻き付けたものは、かなり役立ちます)
1.掃除機でサッシに溜まった砂ぼこりを大まかに吸い取ります。
2.竹串や歯ブラシを使って、コーナーや、溝のふちにたまった泥を掻き出す
(こびりついた汚れは、割り箸の先をカッターで斜め30度に削ったものをヘラのようにして使うと、掻き出せるきれいにこそげ落とせます。)
3.浮かせたゴミを再び掃除機で吸い取る
4.割り箸に布切れを巻き付け輪ゴムでとめたものを用意して、水で湿らせながら拭く。
■サッシレールのお手入れ法
まず最初に掃除機でサッシに溜まった砂ぼこりを大まかに吸い取ります。その後竹串や歯ブラシを使って、コーナーや、溝のふちにたまった泥を掻き出します。こびりついた汚れは、割り箸の先をカッターで斜め30度に削ったものをヘラのようにして使うと、きれいにこそげ落とせます。浮かせたゴミを再び掃除機で吸い取った後、ベランダの窓など、水を流しても平気なところは、歯ブラシやサッシブラシで水洗いを。水を流せないところは、割り箸に布切れを巻き付け輪ゴムでとめたものを用意して、水で湿らせながら拭くと、隅々まできれいに仕上げることができます。
■網戸の掃除
1. 表面に新聞紙をガムテームなどで貼り、掃除機でほこりを吸い込みます。(新聞紙の裏貼りは吸引力を高めるため)
2.(網戸は力を加えると傷みやすいので)両面に均等に力をかけるようにはさんで、スポンジやタオルなどで住居用洗剤をつけて拭きます。
●カーペットの染み抜き
カーペットにコーヒーや紅茶をこぼすと、染みになることがあります。こぼしてしまったら、ほうれん草をゆでた際のゆで汁が役に立ちます。ゆで汁をつけたぞうきんで、コーヒーや紅茶のシミをぽんぽんとたたくようにふき取ります。そしてふき取ったらドライヤーなどで乾かすときれいになります。
●家具に貼ったシールは、
シール剥がしには、ドライヤーが便利です。家具などに貼られたシールをきれいにはがすには、熱が効果的です。シール全体を熱風で温めてから、つめなどでシールの角からゆっくりはがしていきます。接着面に熱風を当てながら剥がすと上手に剥がせます。注意としては、ドライヤーを当て続けると、家具を傷めることがあります。
●洗面台についた鉄サビ
洗面台などの水まわりにヘアピンなどを置いたままにするとサビが付着して落ちません。このようなサビに有効なのが、顆粒の還元系漂白剤です。お湯で解いてペースト状にした漂白剤をサビの上に塗り、5〜6分ほどおいて、水に浸した固く絞った古ストッキングで擦ると、黄ばみは落ちます。まるめたストッキングは、スポンジよりも弾力性が強いので磨くのに最適です。また目が細かいため素材に傷をつけにくいので、いろいろ重宝します。
●カーペットについたガムのはがし方
無理にはがそうとすると毛足が乱れ、カーペットの表面を傷める恐れがあります。ガムをかんたんに取るには、氷で冷やして、固めて粘着力をなくすのが一番です。具体的方法は、氷を入れたビニール袋をガムの上に置き、1〜2分押し当てるだけ。ガムが固まったところで、一気にはがします。
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