「お茶の木とお茶の花」
お茶は、埼玉では狭山茶が有名で、静岡や九州でも多く栽培されています。産地以外ではお茶の花を見ることはほとんどありませんね。産地でもお茶用に管理されている茶畑では、お茶の花を見る機会も少ないと思います。
というのもお茶の花は、夏に雨が降らなかったりした天候不順とか無管理のお茶の木に咲くことが多いのです。お茶の花が咲くとお茶の実がなります。お茶の実は、石鹸に使われたり枕の中身になります。値段は少々高いですがマイナスイオンが発生するので安眠を求める人に喜ばれているようです。
参考:楽天市場:お茶の実を使った安眠枕
参考:楽天市場:お茶の実を使った石鹸
●「お茶の花の蕾」と「お茶の花」「お茶の実」
お茶は、日本各地で栽培されており葉を摘み取り蒸して乾燥させ飲用としています。ビタミンCやカテキン酸を多く含み最近では、健康食品として注目されており、秋に白色の花が咲きます。
0.5センチ位の大きさのお茶の花の蕾です。2009年10月15日撮影。 | |
2.5センチ位の大きさのお茶の花です。花弁は5枚。2009年10月15日撮影。 | |
3センチ位の大きさのお茶の実です。だんだんに茶色に変化してゆきます。この中は、空洞ができていき、左右に1個づつ2個のお茶の実が中に入っています。中には3個入りもあります。写真で下側にコブみたいのは後ろのお茶の実が写っているだけです。お茶の実で作られる枕は安眠できるそうです。2009年10月15日撮影。参考:楽天市場:お茶の実を使った商品 |
●「お茶」〜ツバキ科 原産地 中国〜インド
白く小さな、ツバキのような花が咲きます。
さまざまな産地や銘柄があるので、すべてが違う種類のように見えますが
「中国種」と「アッサム種」の2つに大別されます。
発酵の度合いにより「緑茶(不発酵茶)」「烏龍茶(半発酵茶)」
「紅茶(発酵茶)」に分けられます。
【「椿」「山茶花」も同じツバキ科です】
●「ツバキ(椿)」〜ツバキ科 原産地 日本、中国
●「サザンカ(山茶花)」〜ツバキ科 原産地 日本
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