「消費期限」と「賞味期限」
食べ物には、期限の表示がありますが、意外とその意味が知られていないことがあります。正しく理解していると無駄に食べ物を捨てることが少なくなります。
●期限表示の種類
食品の期限表示には「消費期限」と「賞味期限」の2種類があります。
消費期限 |
賞味期限 |
製造日を含めて概ね5日以内で品質が急速に劣化する食品 | 製造日を含めて概ね5日を超え、品質が比較的劣化しにくい食品 |
「年月日」で表示。(弁当、惣菜は年月日に加えて時間まで表示されている) | 3ケ月を超えるものにつては「年月」で、それ以外のものは「年月日」。 |
(例)弁当、サンドイッチ、惣菜、生菓子類、食肉類等 | (例)牛乳、乳製品、ハム、ソーセージ、冷凍食品、即席めん類、清涼飲料水等 |
期限を過ぎると腐敗など衛生上の危害を生じる恐れがあるので、必ず期限内に消費する必要がある。 | たとえば期限を1日過ぎてもすぐに「食べられなくなる」ということではない。おいしく食べられる期間の目安である。 |
<注意1>
期限表示は未開封の状態での品質を保証するものであり、いったん開封すると、表示されている期限よりも早く品質が劣化するので注意が必要です。
<注意2>
期限内であればいつでも安心とはいえません。表示している保存方法を守った場合に限り品質が保証されます。
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