薬代の節約方法
医療費は、医療機関へのかかり方、生活習慣病予防、病気やけがに注意することで節約もできます。日頃から健康に関心を持って医療費を有効に使い、節約に努めましょう。
ジェネリック薬の利用
すべての薬にあてはまる訳ではありませんが、
医師に「ジェネリックがあればお願いします」と言いっておけば、薬代が安くなることがあります。
ジェネリックとは後発医薬品のことで、新薬メーカーが出している薬と効果の差はないといわれています。
新薬メーカーが出した薬が高いのは、ゼロから薬を研究開発しているのでそれだけ高い費用がかかっています。それに対し、ジェネリック医薬品は特許が切れた薬を有効成分、分量、用法、用量、効能及び効果が同じ医薬品として作られた薬なので、費用が安くなります。
【注意1】
「ジェネリック薬」は、医療機関によっては扱っていないところもあります。扱っている医療機関でも医師が薦めない場合もあります。「ジェネリック薬」が使えれば薬代は安くはなりますが、成分が新薬と同じでも薬効が100%の保障はありません(管理人の意見)。使用については医師に十分説明を聞いて納得した場合に処方してもらってください。医師のOKが出ると処方せんに、「後発医薬品変更可」と医師の署名が入ります。平成20年4月の医療法改正により、医師はジェネリック医薬品への変更「不可」の場合にだけ指示・署名するようになりました。
署名なし→変更OK(患者がジェネリックを選択可)となりました。
【注意2】
1.ジェネリック薬は、先発医薬品と同じ速さ、同じ量で、薬の成分が血液中に入っていくかどうかを調べる試験(生物学的同等性試験)を経ています。
2.また、同じ成分の医薬品が同じように溶ければ、同じように吸収され、同じ利き目が確保されるという考えに基づき、新薬とジェネリック医薬品の溶出試験を実施。第三者がいつでも追試してその品質を評価できるように公表する制度である「品質再評価」で品質は管理されています。
発表された結果は随時、オレンジブックと呼ばれる「医療用医薬品品質情報集」に掲載されています。
「節約生活と省エネ生活の知恵」的要点まとめ
●医師に「ジェネリックがあればお願いします」と言いっておけば、薬代が安くなることがあります。
(単純に価格だけで判断できない事もあります。まずは医師とよく相談して下さい)