ガソリン節約、燃費改善、エコドライブで、Co2削減にも貢献しましょう。エコドライブのためのポイント満載。

エコドライブテクニック

ガソリンの価格は、なかなか下がりませんね。趣味で車に乗っている人は回数を減らすなどすれば多少は節約になるかもしれませんが、仕事で使う場合には乗らないわけにはいかないケースもありますね。仕事でなくても車が無くなると生活に支障がでる地域にお住まいの方もおられると思います。皆さんは何か対策をしていますか?

ハイブリッドカーなどの燃費が良い車に乗り替えるという方法もありますが、そうそう乗り換えるのは簡単な事ではありません。

ですが、特別な機器を使うわけでもなく、普段の車に乗っているのに、ちょっとしたドライブテクニックで燃費が著しく向上する方法があります。

それが「エコドライブ」です。
「エコドライブ」では、「発進」「巡航」「減速」「停止」の4つモードに分けて
テクニックを解説します。

              (出典: 交通の省エネルギーより)






「発進」

(1)ブレーキペダルから足を離したらすぐにアクセルを踏まないで一呼吸置いて(管理人は、1,2,3と数えて)からゆっくりとアクセルを踏んでいます。最近の車は、ほとんどがオートマ車ですからブレーキから足をはなすと自然に前に進む「クリープ現象」を利用して前進しはじめてから少しづつアクセルを踏みます。感覚としては雪道発進的な感覚です。そして2000回転以下を守ってください。交通の流れを乱さずこの方法でスタートするためには2台くらい前の車の動きであるとか信号の様子を把握していないとできません。ボーっとしていて、あっ青だっ!という運転では無理です。余裕をもって2〜3台前の車などの動きに注意しましょう!


「巡航」

走行中はどうするかというと、先を見て車の動きを予測します。これがポイント。車の流れや信号などを見て常に先の状況を把握して、一定速度で走行することを心がけます。無駄なアクセルワークはしないようにします。信号が無い道やうまく流れに乗っているときは、アクセルは一定にしておきましょう。もちろん制限速度は守りましょうね。不必要にアクセルを踏んだり離したりすると燃費が悪くなります。下り坂では、エンジンブレーキを使いましょう!
急な坂道では、オートマのLレンジにシフトダウンします。
アクセルオフにして、エンジンの回転数が高い場合は自動的に燃料の供給が停止されます。その後エンジン回転数が低くなると(1200rpm前後)、エンジンが止まらないように、アイドリングに必要な程度の燃料が供給されます。このように早めにアクセルオフをすると燃料カットになる回数が増え、燃費が良くなります。


「減速」

市街地などで前方に渋滞が見えたときはアクセルから足を離しましょう。止まるのが分かっているのにアクセル踏んでガソリン使う必要はありません。 走行中の車は、アクセルを放しても惰性でしばらく走ることができます。例えば60km/hで、アクセルを放した場合、速度が40km/hに低下するまでに200m走行することになります。この間60km/hで続けた場合と比較すると燃料消費は6cc〜10cc節約されます。(省エネルギーセンターデータにより)。ですから、出来るだけ惰性で進んで停止位置はブレーキで調節します。効果として、燃料消費量を非常に少なく出来るだけでなく、ブレーキパッドやタイヤの消耗も減らします。


「停止」

アイドリング時の燃料消費量は、2000cc車の場合ニュートラル、エアコンOFF10分間で140ccドライブレンジでエアコンONでは約2倍の280ccになります。アイドリングストップをすればこの分が節約になります。
エンジンを始動する時に必要な燃料はアイドリングの5秒分であり、これ以上アイドリングストップをすれば、省エネになります。つまり、5秒以上車を動かさない、または動かせないときはアイドリングストップをすれば、省エネになります。

※最近は、各自治体の条例でアイドリングストップの規制が増えています。

アイドリングストップの例
● 荷物の積み降ろし
● 駅などでの待ち合わせ時
● サービスエリアなどでの休憩時
● コンビニなどでの買い物時
● 駐車場の入場待ち


但し、アイドリングストップをするといけないケースもあります。小さな節約が大きな故障になってもいけません。よく読んで安全な場合にアイドリングストップするようにしましょう!

■エアバッグ等の安全装置が機能しないので先頭車両付近ではアイドリングストップをしない。
■坂道ではアイドリングストップをしない。
■アイドリングストップ中に何度かブレーキを踏むとブレーキが効きにくくなります。
■慣れないと誤操作や発進が遅れることがあります。
■バッテリー上がりによりエンジンが再始動しない場合があります。
■頻繁に行うと部品寿命(スターター、バッテリー等)が低下します。
■方向指示器、ワイパーが作動しない場合があります。
■電子機器の始動に数秒かかります。
         (出典:省エネルギーセンター(交通の省エネルギー)より)


正しいドライビングポジション

1.シートに深く腰を落とした状態で、ブレーキペダルを目一杯踏み込める位置にシートをあわせます(前に出します)。
2.ステアリングの頂点(12時の位置)を握ったこぶしが、自分の目の高さより下の鼻の位置位にくるように、チルトステアリング(ステアリングの高さを上下させる機能)やシートの座面高の高さ調整で位置を調整しましょう。もしシートの高さがうまく調整できずに高い位置にステアリングの頂点がきてしまう時は、座布団などを敷きましょう。
3.ステアリングの頂点(12時の位置)を両手でもった時、軽く肘が曲がる程度にシートの背もたれを調節します。この腕の状態で、肩と背もたれがきちんとくっつく姿勢がベストです。
4.右足の位置の確認。カカトをつけた状態でアクセルを踏むのに問題ないですか?(女の人は、ドライビングシューズを車に用意しておくことをお勧めします)


「節約生活と省エネ生活の知恵」的要点まとめ


どうでしょうか? リッター2キロくらいは、延びましたか?
一般的に、30kg軽量化すれば、2%ほどの燃費改善が望めます。

【 運転以外の燃費アップ術 】
 ・エアコン
  できるだけ使わない。夏場は必要なときだけ使う。
 ・空気抵抗にも気をつける
  ルーフキャリアや使わないルーフボックスは外す。
 ・タイヤの空気圧こまめにチェック。
   ※空気圧は、最低で月に1回はチェックしましょう!
       タイヤのバルブはその構造上の理由から、
        月平均で0.06kg/cu(6.2055kPa)の内部エアーが減っていきます。

 ・不要な荷物は積まない
  ゴルフバッグやキャンプ用品などは、普段は車から降ろす。
 ・事前に目的地までの経路を確認。
  道に迷うと、余計な距離を走ることになる。





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