電気代計算(電気ポットの電気代)
お湯が安全かつ簡単に沸かせて、いつも適温に保温をしてくれる電気ポット。
赤ちゃんのミルクやお茶が大好きな方にはもちろん、そうでない方にも大変便利な電化製品です。
ですがその電気ポット、とても多くの電気を消費しています。
沸騰時はもちろん、保温している時にも電力を消費していますので、実際に電気料金を計算するとけっこうな金額になります。
実際の電気代の計算例
省エネ法の施行により企業の省エネ対策は、いろいろな家電品に広がりを見せています。たとえば計算例としてとりあげたZ社の場合は、どうでしょうか?
Z社の最新電気ポット
1.しっかり保温「スーパーVE構造」
2.暗くなったら自動OFF「光省エネモード」
3.2時間使わなかったら自動OFF「省エネモード」
4.省エネ力アップ「省エネセンサー」
5.便利なコードレス「コードレス電動給湯」
このようにかなり改善されています。加えて魔法瓶としての機能もあるのでコンセントを抜いても使えるタイプです。最近は、年間電気代や1日の電気代もカタログに記載があります。便利になりましたね。
(2008.12.20 時点での記事)
(計算例)
Z社のマイコン沸とう電動ポットの場合
●蒸気を約90%カット「蒸気レスモード」搭載
●ドリップコーヒーに便利なカフェドリップ給湯
●仕様/カルキとばし沸とう、メロディお知らせ、自動給湯ロック、空炊き防止、傾斜、転倒湯漏れ防止
●サイズ/W210×D285×H340mm
●重量/2.4kg
●容量/4L
●沸騰時消費電力/700W
●保温時消費電力/44W(90℃保温時)
●保温温度設定/98℃、90℃、80℃、60℃
●5段階節約タイマー/6〜10時間
まず1日に2回の沸騰させたときの電気代は、
0.7x23x2=1日 8.05円。
保温状態の時の電気代は、
0.044x23x24=1日24.288円。
両方を合計すると、1日の電気代は32.388円となります。
月で計算すると、その電気代
32.388x30=972円
さらに年で計算をすると11664円になります。
年間で1万円以上もの電気代がかかっています。
電気ポット電気代対策
1)頻繁に湯を利用しない場合は、お湯を使用する都度沸かしましょう!
コーヒーカップ1杯なら電子レンジで沸かした方が光熱費がお得です。
2)お茶やコーヒーをよく飲む、または赤ちゃんのミルクのためにお湯が必要という場合、保温ポットを利用しましょう。
保温ポットならば電気のコードの必要がありませんので、どこへでも自由に持ち運びができる上、お湯だけでなく、冷たい飲み物の保冷にも使えるのも便利です。
3)電気ポットを頂いた場合や決められた温度のお湯が必要な場合、節電タイマーや節約機能の確認をしましょう!
使いこなしていない機能があるかもしれません。
「節約生活と省エネ生活の知恵」的要点まとめ
●頻繁に湯を利用しない場合は、お湯を使用する都度沸かしましょう!
●保温ポットを利用して上手に電気代の節約をしましょう!
●電気ポットを使う場合は節約機能の確認して有効に使いましょう!